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BBS(クラシック音楽専用)


バッハを中心とするクラシック音楽についてどんどん書き込んでください。
お待ちしています。

目次
過去記事 <<(全1000件)>>

From Skunjp To at 2006 01/28 08:59 編集 返信

久しぶりに皆さん勢揃いですね!

nujikoaさんなんて10年ぶりくらい・・・?(^_^;)

アマデオさんのブログ見ました。写真がとてもきれいですね。それからクレーメルの無伴奏の書き込み、同感です。あの自在感と完成度。メッセージの深さ・・・。あれは空前絶後の奇跡的演奏です。・・・人類の奇跡です。人間がここまでできるということに本当に驚きました。

montさんの堀江論にも感銘を受けました。私は堀江さんについては元から批判的なんですが、手のひらを返したようなマスコミの論調にも節操のなさを感じます。

junさん、リステンパルトのカンタータは良いと思いますよ。何もしていないようで深い味わいがある・・・

From juncoop To juncoop5@goo at 2006 01/27 21:35 編集 返信

今日の音楽

皆さん、こんばんわ・・。モーツアルトの晩年の内面的な音楽もよろしいな・・。

バッハについては、リヒターのブランデンブルク、ロ短調ミサ、ヨハネと素晴しいDVDが出て楽しんでおります・・・。

それから、リステンパルトのバッハ・カンタータ集と、ルセの指揮によるヘンデルの歌劇「クセルクセス」のDVDも手に入れました。


【今日の音楽】

●J.S.バッハ:カンタータ集

・第56番『われ喜びて十字架を担わん』 BWV.56
・第82番『われ満ち足れり』 BWV.82 212)
・第140番『目覚めよと、われらに呼ばわる物見らの声』 BWV.140
・第169番『わが心は神ひとりのもの』 BWV.169
・第211番『そっと黙って、お喋りなさるな』 BWV.211(コーヒー・カンタータ)
・第212番『わしらの新しいご領主に』 BWV.212(農民カンタータ)

 カール・リステンパルト(指揮)
 ザール室内管弦楽団/ザール室内合唱団

ライヒェルト(S)ボーネマン(A)シュテンプフリ(B)

1958年〜1962年録音

演奏としては無難なものでして、1950年代のモノラル録音でフィッシャー=ディースカウとのBWV56,82のほうがはっきりと言って素晴しい演奏です。そのためこの演奏はあまり感動が欠けるかもしれませんね。でもリステンパルトらしい正統派の演奏で温かさもありますね・・。2枚組で2500円ほどですから、お手軽ではあります。まあお勧めとは言いません。



From juncoop To juncoop5@goo at 2006 01/27 20:33 編集 返信

モーツアルト生誕250年にちなんで

モーツアルト生誕250年ということで、モーツアルトというと、一番に思い浮かべる曲といえば、なんと言っても、レクイエムなんです・・・。モーツアルトの数ある曲でもかなり重厚で渋い悲壮感の漂う音楽だけに、やはり抜き出ていると思う未完成の傑作ではないかと思います。ベームの名演で聴くことにします。

堀江ショックなんですけどね、今日のライブドアの株価が104円から130円代に戻りまして、今朝買った人は儲けただろうな・・と思ってました。

まあしかし、細々と勤めている私にとって株で投資するというのもなかなかね・・・。

ライブドア事件といい、構造偽装問題といい、ちと企業倫理に欠ける問題が多いですね・・・。やな世の中じゃ・・。

堀江氏についてはノーコメントといたします・・。


From アマデオ( Mail ) To juncoop5@goo at 2006 01/27 19:52 編集 返信

誕生日おめでとう!

 今日はモーツアルトの誕生日ですね。今日、僕のブログにモーツアルトについての書き込みをアップしました。よろしければ読んで下さい。アドレスはhttp://blogs.yahoo.co.jp/j_s_bach_2001です。

From nujikoa To juncoop5@goo at 2006 01/27 01:11 編集 返信

音楽自体が

montさん(すごく^^)お久しぶりです!
と、せっかくのお久しぶりなんですがちょっと反論めいたことを。(すいません。。。)

>堀江氏の行った事(行為)は、恐らく今の日本で一番資本主義的な行為であった
>今、彼を全否定することは、今の日本の体制そのものを
否定する行為に他ならない

う〜む・・・
資本主義で大事なのは、「ルールを守って自由競争すること」であって、ルール違反は資本主義にとっては一番のつまはじきでしょう。
私は「頭を使って儲ける」というのは、悪くないどころか素晴らしいことだと思っていますが、彼はちょっと頭の使い方が間違った。「これは違法かもしれないけど、こんなやり方、僕の他には誰にも考え付かない(→ばれない)だろう」と思われていたわけでしょう、我々は。
私としては・・・彼は最低限のルールは守って活動していると、決して悪からず思っていましたから、今回のことでちょっとガッカリした口です。

>さて今日はコシ・ファン・トゥッテ。音楽自体は?と感じますが、内容はとっても面白いですね。でも、明日がちょっと心配(笑

いま見ています(笑)しかし、録画かけてあるので安心して眠れます。
音楽自体は?・・・いや、音楽自体が最高に魅力的なんじゃないですか!「コシ」は!^^;
「こんなに美しいアンサンブルが次から次へと連続するなんて、、、信じられない」と、何度聴いても驚きが薄れません。

。。。いやいや、ちょっとアツくなりました・・失礼m(_._)m


From mont_54 To juncoop5@goo at 2006 01/27 00:11 編集 返信

堀江問題に思う

皆さん件の問題でもりあがっていますね。

そこで僕も一言。
堀江氏の行った事(行為)は、恐らく今の日本で一番
資本主義的な行為であった
ということでしょう。

それこそSkunjpさんの石打ちの刑のお話と同じで、
今、彼を全否定することは、今の日本の体制そのものを
否定する行為に他ならないと思います。

仮にそういったコンセンサスが成り立つのであれば、
全否定でも何でもするが良いのだ、と私は思います。

さて今日はコシ・ファン・トゥッテ。
音楽自体は?と感じますが、内容はとっても面白いですね。
(バレンボイムというのも見もの)

でも、明日がちょっと心配(笑

From アマデオ( Mail ) To at 2006 01/26 21:53 編集 返信

わーい、nujikoaさんだ〜。

 おひさしぶりでーす。元気でしたかー?僕は一応元気ですよ。このところ、僕のもう一つの趣味である写真の方でかなりショックな(大失恋並み)出来事、コニカミノルタカメラ事業撤退!というニュースがあって(僕は11年来ミノルタカメラを愛し続けているので)、落ち込んでいましたが、明日がモーツアルトの誕生日だというのに、落ち込んでばかりいられませんからね。しかし、BS2のオペラ、何故か録画に失敗してしまいました・・・。DVDを買うか・・・。
 モーツアルト、さいこ〜〜〜〜!みんなで聴きましょう!

 ところで、Skunjpさんのご意見、ごもっともだと思います。同じ境遇に置かれたら、僕だって同じことをやったかもしれないし、彼だってかなり追いつめられて、もう後戻りができなかったのではないでしょうか。彼はつぶされたんだ、と思えてなりません。上辺の派手な出来事に惑わされず、本質を見極めていきたいと思います。

From Skunjp To juncoop5@goo at 2006 01/24 16:16 編集 返信

nujikoaさんお久しぶりです!



世はモーツァルトイヤーで盛り上がってますね。

僕にも影響があって、それは僕の貴重な情報源であるデジタルラジオ「ミュージックバード」の番組表が一日中モーツァルト一色なんです。

モーツァルトは嫌いじゃないけど、「バッハはどうした!?バッハイヤーの2000年でもこんなんではなかったぞ!」と突っ込みを入れたいくらいです。

でもおかげで素敵なCDを知りました。それはピーター・ゼルキンのピアノ協奏曲No17,18です。

非常にセンシティブでかつ美しい演奏。(バックはもうひとつだが…)

ピーター・ゼルキンは今後かなり「買い!」ですね。


さて、話は変わって…

ついに逮捕ですね…。 もはや堀江さんではなく、堀江容疑者と言わなければならないところがつらいです。

かつての勝ち組中の勝ち組、IT時代の寵児も、一転して泥にまみれた格好ですね。

東京拘置所に向かうワゴン車をTVで見てショックでした。あそこでは人間が人間の扱いを受けないと言います。

これからはますます世の中で「堀江バッシング」が進むでしょう。まるで、手のひらを返すかのように。…しかし僕は思うのです。後ろ指をさせる人はいるのだろうか?…と。

約2000年前、ひとりの姦淫の女が律法学者たちに捕らえられ、ユダヤの人々とイエス・キリストの前に引き出されました。

そして律法学者たちは言いました。「姦淫は、私たちの律法では石打ちの刑ですが、あなたならどうしますか?」

彼らはこう言ってイエス様を試したのです。「許せ」と言えば律法違反だし、「石打ちだ」といえば愛の教えに反する、というわけです。

これに対して、イエス様は静かにこう言われました。「あなたがたのうちで罪のない者が、最初に彼女に石を投げなさい」。…この返事を聞いた人々は返す言葉もなく、三々五々に散っていきました…。

もちろん犯罪行為は厳重に罰せらるべきです。そうでなければ社会は成り立ちません。

しかしその反面、人間というものは皆、劣悪な環境や教育の下に置かれれば、犯罪者になる可能性があるのではないでしょうか?

僕たちは、たまたま守られているに過ぎないのではないでしょうか?

いつか堀江さんが「塀の中」から出る時、本当の新しい人生が始まるのだと僕は思います。


From nujikoa To at 2006 01/24 00:26 編集 返信

re:モーツァルト特集

juncoopさん、貴重な情報ありがとうございます。
「後宮」実はきいたことがなく…常に’聴いてみたいリスト’の上位に入っている曲です。

「コシ」…これは楽しみ!チェックしよっと(^^)

「フィガロ」…上記「コシ」と同様、この「フィガロ」もDVD商品になっていますね。これは持っています。内容は、、、最高です。^^
レシタティーヴォで、振り付けと語りとオーケストラが完全に一体となった芸術ですね。しまいにはアリアまでレシタティーヴォ化してしまうような感じがあって、いかにもアーノンクール節。
にしても、シリアスで存在感抜群な伯爵、それから夫人&スザンナのはまり役っぷり(というか、女性としての魅力!?…-_-;)が、最大の魅力です。
そういえば、ここでは珍しくマルチェリーナも妙に色気があって…(-_-;*2



昨日からはまり始めているCDが、中古格安で入手したEクライバーの「フィガロ」です。表現の素晴らしさももちろんですが、19955年とは到底信じられない録音の良さに唖然!!

From juncoop To juncoop5@goo at 2006 01/23 21:07 編集 返信

モーツアルト特集

皆さん、こんばんは・・。nujikoaさん、お久しぶりです。クラシックに戻られてなによりです・・。モーツアルトよろしいなあ・・。

今晩からBS11で、深夜からモーツアルトの歌劇特集ですね。


2006年 1月24日 (火)   00:30 〜 02:55 チューリヒ歌劇場 Bモード・ステレオ BS2
歌劇「後宮からの誘かい」  ( モーツァルト )

第1部 : 00時30分00秒 〜 02時16分55秒
第2部 : 02時17分55秒 〜 02時55分00秒
セリム・パシャ : クラウス・マリア・ブランダウアー
コンスタンツェ (ベルモンテの恋人) : マリン・ハルテリウス
ブロントヒェン (コンスタンツェの侍女) : パトリシア・プティボン
ベルモンテ : ピョートル・ベチャーラ
ペドリルロ (ベルモンテの召使) : ボグスワフ・ビジンスキ
オスミン (パシャの領地の管理人) : アルフレート・ムフ

--------------------------------------------------------------------------------
合 唱 : チューリヒ歌劇場合唱団
管弦楽 : チューリヒ歌劇場管弦楽団
指 揮 : クリストフ・ケーニヒ
演 出 : ジョナサン・ミラ

[ 収録: 2003年6月22日 チューリヒ歌劇場 ]  
 

2006年 1月25日 (水)   00:30 〜 03:50 チューリヒ歌劇場 Bモード・ステレオ BS2
歌劇「フィガロの結婚」  ( モーツァルト )

第1部 : 00時30分00秒 〜 02時17分15秒
第2部 : 02時19分45秒 〜 03時50分00秒
アルマヴィーヴァ伯爵 : ロドニー・ギルフリー
伯爵夫人 : エヴァ・メイ
フィガロ : カルロス・ショーソン
スザンナ (フィガロのいいなずけ) : イザベル・レイ
ケルビーノ (伯爵の小姓) : リリアナ・ニキテヌアー
マルチェルリーナ (小間使いがしら) : エリーザベト・フォン・マグヌス
バルトロ (医者) : ローベルト・ホル
ドン・バジリオ (音楽教師) : フォルカー・フォーゲル
ドン・クルチオ (裁判官) : マルティン・ツィセット
アントニオ (庭師) : ヴェルナー・グレッシェル
バルバリーナ (庭師の娘) : リーザ・ラーション

--------------------------------------------------------------------------------
通奏低音 : クラウヴィス・ヘルマン
  〃 : トーマス・グラボウスキ
合 唱 : チューリヒ歌劇場合唱団
管弦楽 : チューリヒ歌劇場管弦楽団
指 揮 : ニコラウス・アルノンクール
演 出 : ユルゲン・フリム
字 幕 : 武石 英夫

[ 収録: 1996年2月 チューリヒ歌劇場 ] 
 

2006年 1月26日 (木)   00:30 〜 03:10 エクサン・プロバンス音楽祭 Bモード・ステレオ BS2
歌劇「ドン・ジョヴァンニ」   ( モーツァルト )

第1部 : 00時30分00秒 〜 01時51分30秒
第2部 : 01時52分00秒 〜 03時10分00秒
ドン・ジョヴァンニ : ペーター・マッテイ
騎士長 : グヨン・オスカーション
ドンナ・アンナ : アレクサンドラ・デショーティーズ
ドンナ・エルヴィーラ : ミレイユ・ドランシュ
ドン・オッターヴィオ : マーク・パドモア
レポレルロ : ジル・カシュマイユ
ツェルリーナ : リーザ・ラーション
マゼット : ネーサン・バーグ

--------------------------------------------------------------------------------
合 唱 : ヨーロッパ音楽アカデミー合唱団
管弦楽 : マーラー室内管弦楽団
指 揮 : ダニエル・ハーディング
演 出 : ピーター・ブルック
字 幕 : 武石 英夫

[ 収録: 2002年7月222427日 大司教館劇場(中庭) フランス エクサン・プロバンス ]


2006年 1月27日 (金)   00:30 〜 03:30 ベルリン国立歌劇場 Bモード・ステレオ BS2
歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」  ( モーツァルト )

第1部 : 00時30分00秒 〜 02時00分00秒
第2部 : 02時01分30秒 〜 03時30分00秒
フィオルディリージ (姉) : ドロテア・レシュマン
ドラベルラ (妹) : カタリーナ・カンマーローアー
グリエルモ (フィオルディリージの恋人) : ミュラー・ブラッハマン
フェランド (ドラベルラの恋人) : ウェルナー・ギュラ
デスピーナ(小間使い) : ダニエラ・ブルエラ
ドン・アルフォンソ (哲学者) : ロマン・トレケル

--------------------------------------------------------------------------------
合 唱 : ベルリン国立歌劇場合唱団
管弦楽 : ベルリン国立歌劇場管弦楽団
指 揮 : ダニエル・バレンボイム
演 出 : ドーリス・デリエ
字 幕 : 武石 英夫

[ 収録: 2002年9月1

From nujikoa To juncoop5@goo at 2006 01/22 01:05 編集 返信

ワクワク

いつも来るたび「お久しぶりです」「ごぶさたしてます」と書いてるような気がしますね(汗)
次こそは・・・?!

juncoopさんに言われて気がつきました。モーツァルト250年なんですね。

>彼の音楽で私がいつも感動するのは、協奏曲なら第2楽章とか、アダージォとかアンダンテの美しい歌謡楽章です。」以下のところ・・・両手を挙げて大賛成です!

賛成ついでに一言つぶやいてみますと、
モーツァルトではどんなジャンルの曲を聴いてもオペラがこだましてくる、といつも感じます。
「あっ、いまのひとふし、そのままアリアになりそう♪」「器楽曲がこんなにヒューマンに響くなんて」・・・

ちなみにバッハは、個人的にはその逆のように聞こえてきます。
カンタータを聴いていると、そこにいろんなジャンルの音楽がぶち込まれているように聞こえるのです。
「ここは協奏曲みたい」「ここはトリオ・ソナタみたい」「これはジーグみたい」とか。

***

最近急に、聴く音楽のクラシック・シェアが上がって来ました(やっとです、自分でも嬉しい;)。聴く総時間も長くなったし。
たぶんきっかけは、オーディオ(^^)

私は本っっ当にオーディオに疎い人生を送っています。
何しろ親元ではラジカセで育ち、就職したらすぐに買ったア○ワのミニコンポをずーっと使っていますので・・・(汗)
そんな私が一念発起しまして、先日BOSEのWave Music Systemを注文してしまいました。
(あの通販で話題の商品です^^形はラジカセ以外の何者でもないのですが)

※一念発起、って。。。(苦笑)特に本格オーディオをやられている皆様には、ちょっとした買い物にもならないかもしれませんが・・・

でも、楽しみなものは楽しみ!!今は、「到着が待ち遠しい…どこにどう設置しようかな…あのCDはどんな音で鳴るかな…ワクワク」と、いわゆる《一番いいとき》なんだろうな、と恥ずかしながら自己分析しております。
ものはついでと、通勤の車のスピーカーを純正から社外ものにつけかえちゃったりして・・・(安っすいヤツですが、高音が透き通って、ボリュームを上げたときの耳をつんざく感がなくなり、特にクラシックに好ましい変化が出ました。楽しくなりますね!)
では、また


From juncoop To juncoop5@goo at 2006 01/21 00:25 編集 返信

リヒターのブランデンブルクについて

リヒターのブランデンブルクのDVDは、以前のCDで聴ける録音同様に緊張感のある早めの演奏で、編成としても1番から4番までは、現在の演奏に比べると大きいほうであります。例えば、チェロは6人ですし、コントラバスも4人ですから、それを考えるとヴァイオリンやヴィオラもかなりの人数ですね。チェンバロも指揮者リヒターともう1人 この女流チェンバロ奏者はどうもビルグラムではなく、イヴォーナ・フュッテラーかもしれない。2台使用しているあたりは、やはり弦の編成に対してチェンバロを強化しているのかもしれない。以前録音した、CDで聞ける演奏に比べ、この2回目のDVDの録音は、より激しさを感じますね。特に4番の激しさは、ヘンデルの合奏協奏曲作品6の録音と同じで、情熱的である。リヒターのノイペルト・チェンバロの激しさ、鋭さが、激しさを助長しています。リヒターがテルデックで録音した、カール・リヒター室内管の演奏を思うと、さほどこのDVDは解釈的に変わっているとは言えない。しかしより激しい表現と言える。この録画は、その緊張感に満ちた演奏を視覚で訴えるものがあり、リヒターのファンとしては貴重なものでしょうね。もう感想を皆様にお伝えするよりも、まず見て欲しいという言葉に尽きます。この感動は見てもらうと一目瞭然です。1番から4番まではかなり大きな編成ですが、5番と6番は小さい編成となっていきます。本来3番は、各パート1人で演奏してもいいはずなのですが、大編成。しかし6番は各パート1人としています。それは6番という作品の室内楽的な音楽の特異性が、そういう編成にさせるのかもしれない。6番は最も作られた時期が古いと思われるし、しかしよく考えると、ソロがヴィオラ2とチェロ1であると考えると、コンチェルト・グロッソのような感じがしなくもない・・。けれどもバッハはヴィヴァルディ型の3楽章の曲としていますね。

私が思う6曲の協奏曲の作曲年代順としては、6番→1番→3番→2番→4番→5番ではないかと想定します・・。




From juncoop To juncoop5@goo at 2006 01/20 20:15 編集 返信

休みになりました・・・やれやれ

皆さん、こんばんわ・・。 リヒターの映像・・・ただ素晴しい!

今日は、1969年に録画された、リヒターのミサ曲ロ短調を聴いてます・・。

●J.S.バッハ:ミサ曲 ロ短調 BWV.232
 グンドゥラ・ヤノヴィッツ(S)
 ヘルタ・テッパー(A)
 ホルスト・ラウベンタール(T)
 ヘルマン・プライ(Br)
 ミュンヘン・バッハ管弦楽団&合唱団
 カール・リヒター(指揮)

 映像監督:アルネ・アルンボム

 収録:1969年9月、クロスター教会

リヒターの録音は、1962年頃の録音や、東京ライブ録音をこれまで聞いてきましたが、どちらかというと1962年の方が素晴しいかったと思ってます。しかしヨッフム、クレンペラー、リリングの録音が素晴しいので、リヒターについてはあまり聴いてなかったのも事実です。というのも些細なことでまた、ケチをつけるのですが、リヒターはとても素晴しい演奏であることはまず間違いないのですが、トランペットのピエール・ジャック・ティボーの起用が、私にとって一番嫌がる要因となってます。彼のトランペットはリヒターのミサの第1回目のアドルフ・シェルバウムのトランペットやメサイアやクリオラで登場するモーリス・アンドレといった名手に比べて、吹き方とか解釈、音色とかが全く安っぽい・・・。そのためリヒターの録音した、このDVDとか、管弦楽組曲第3番の録音はティボーのトランペットのためにせっかくのリヒターの素晴しい演奏が台無しになってしまいました。まあ指揮者リヒターが採用したのですからリヒターにも問題がなくもないのですがね。 例を挙げると、このミサロ短調グロリアをはじめとするトランペット・アンサンブルの音色の線の細いこと! しかもグロリア冒頭のような壮大で重厚な音楽は、レガートで吹いた方が合っていると思います。ところがティボーのトランペットは歌謡曲を伴奏するような安っぽいバンドの音色そのもので、聴いていて憤りを感じざるを得ません! その点、ヨッフムのバイエルン放送SOとかクレンペラーのフィルハーモニア管のトランペットアンサンプルの音色の篭った堂々たるバッハ・トランペットは感動せざるを得ません。こういう曲だからこそトランペットは一番花形で名手でないと、音楽が台無しになってしまうのです。リヒターの演奏自体は素晴らしいのに・・惜しまれて仕方がありません。ブランデンブルクの2番でも、ティボーのソロトランペットなんですが、この演奏は素晴らしいと思いましたのですがね・・。 結局トランペットに対するケチだけで今日は終わっておきます。リヒターのミサは他にいろいろと素晴しいところがあるのは確か・・・。それは後日語ります・・。


From Skunjp To juncoop5@goo at 2006 01/18 10:23 編集 返信

ぜひそのうち感想を

リヒターのブランデンブルクDVD買われましたか!

ぜひそのうち感想をお聞かせください。

リヒターの映像は uedaさんからマタイ受難曲、オルガンとチェンバロの演奏会、ヘンデルのオルガン協奏曲などをいただき、非常に感動した記憶があります。リヒターという演奏家は映像で見ると、ある意味CDより強烈なインパクトがあります。

やはりこの人の個性である、演奏の「一期一会」的性格によるのでしょう。


僕は今、バックハウスに夢中になっています。

モーツァルトのピアノソナタ、協奏曲27番、ブラームスの小品、ベートーヴェンのピアノソナタ、それからもちろんバッハリサイタル!

From juncoop To juncoop5@goo at 2006 01/16 20:45 編集 返信

感動! リヒターの映像

皆さん、こんばんは! とうとう待望のリヒターのDVDが手に入りました。

ブランデンブルク全曲

ミサ曲ロ短調

ヨハネ受難曲

ヨハネについては以前テレビで見たことがあるので、さておいて。ブランデンブルクの1970年録音。この演奏は、CDとはソリストが異なり、ヴァイオリンはオットー・ビュヒナー。当然シュネーベルガーよりはるかに優れている!!
2番は、ピュヒナーとリンデ、クレメント、トランペットのティボーというメンバー。ここはモーリス・アンドレに登場願いたかったといえば、罰が当たるだろうか?とにかく映像の格好いいこと!2番はチェンバロ2台で、リヒターが指揮とチェンバロ、もう一台は多分ビルグラムと思われる女流チェンバロリスト。1番のバウマンとか、フルートがニコレに変わりマイゼンとなっても、やはり優れたソリスト達です。リンデのブロックフレーテ演奏が見られたのも感激でした! 当分の感動は続く。今日1日で全部見られないので続きは後日・・・。

これだから人生とバッハはやめられませーーん!!

From juncoop To juncoop5@goo at 2006 01/14 23:56 編集 返信

モーツアルト生誕250年

皆さん、こんばんは・・。アマデオさん、本年も宜しくです。

今年はモーツアルト250年の年なのでモーツアルト全集とか、新しい演奏とか盛り上がり、充実するでしょうね。前にTVかなにかで見ましたが、日本人にとってモーツアルトは特に人気のある作曲家とのことです。彼の音楽で私がいつも感動するのは、協奏曲なら第2楽章とか、アダージォとかアンダンテの美しい歌謡楽章です。アイネクライネの第2楽章とかK136の第2楽章のあの澄んだ純粋に濁りのない音楽の美しさは心まで洗われる気がします・・。
このモーツアルト全集が出るのを機会にこれまであまり聴かなかった、ヴァイオリン・ソナタ、四重奏曲などの室内楽、ピアノ曲など集めていきたいと思ってます。


From アマデオ( Mail ) To juncoop5@goo at 2006 01/14 22:41 編集 返信

明けましておめでとう御座います

 ジュンさん、皆さん、明けましておめでとう御座います。ご無沙汰しております。実は、この春大阪の方に転職することになりまして、その準備やら何やらで長々と帰省しておりました。新年のご挨拶が遅れましたことをお詫び致します。
 今年はモーツアルトの生誕250周年ということで、モーツアルトファンの僕としては楽しみでなりません。アーノンクールは来日しますし、イベントや演奏会も数々開催されることでしょう。モーツアルトが大好きな人も、そうでもない人も、色々聴くことのできるチャンスです。機会を逃さぬようにテレビ欄やラジオ欄をチェックですね。
 というわけで、本年もよろしくお願いします。最近僕はブルックナーの8番をよく聴きます。

From juncoop To at 2006 01/12 21:38 編集 返信

近頃・・・

皆さん、こんばんは・・。新年になりまして、仕事とかで帰ってから音楽を聴くのが遠のいていました・・。疲れからか?
まあ正月休みのあととか仕事のペースに戻すのに時間はかかり気味ですね。

ということで、マタイをヴェルナーの指揮で聴いてます。もちろんリヒターで聞きたいものの、ヴェルナーで聴いてしまうから不思議だ。マタイ自体なかなか近寄りがたい音楽で、気楽に聴けるものではないのだが、それをリヒターで聴くと、かなりの緊張感というか、構えて聴くので、疲れた時はどうしてもリラックスした演奏で聴くのかもしれない。例えば、ミュンヒンガーとかマウエルスベルガー、リリングあたりで聴くとリラックス出来るかもしれないし、かと言ってクレンペラーあたりになるとあまりにも重い。

ヴェルナーはとても温かい演奏なのだが、マタイとなるとそうは行かない。しかしヴェルナーならではのどこか人間味のある演奏は何度聴いても飽きない。リヒターのような素晴しさは求められないのではあるが。私としては聞きやすい好きな演奏である。ラミンとかレーマンとかは録音がどうしても古い。メンゲルベルクはあまりにも極端だし、カラヤンでは物足りないし。マタイという音楽はなかなか個人的な好みがあるが、演奏はなんでもいいという訳ではないのは、それがマタイだからこそと思ってしまう。古楽器のレオンハルトとかグッテンベルクもたまに聴いてみようと思う。




From Skunjp To at 2006 01/08 09:54 編集 返信

いや〜、uedaさん、ご心配なく。(^^;)

 >それにしてもリリングの芸風には頭が下がります。リヒターのような一発芸(^^;)ではなく、

 >Skunjpさん、相変わらず神をも恐れぬ毒舌が炸裂していますね。 いったいどうしたんですか。
 心配してしまいます。

いや〜、uedaさん、ご心配なく。(^^;)

僕はリヒターのカンタータを揺りかごにして育った男です。

人一倍親近感を覚え尊敬もしているリヒターへの、これはいわゆる近親憎悪(と言っては言い過ぎか・・・)
まあそれに近い感情です。

リヒターのめらめらと燃えあがる音楽はあくまで「非日常の世界」であり、神経が疲れているときなど
うかつに近づくとハジキ飛ばされる時があります。

それに引き替えリリングの芸風ははるかに日常的で優しいということですね。


・・・ということで今年もよろしくお願いします。

From h_ueda_2182 To juncoop5@goo at 2006 01/07 23:21 編集 返信

本年もよろしく

久し振りです。上田です。

>それにしてもリリングの芸風には頭が下がります。リヒターのような一発芸(^^;)ではなく、
Skunjpさん、相変わらず神をも恐れぬ毒舌が炸裂していますね。いったいどうしたんですか。
心配してしまいます。

ともあれ、今年最初の投稿、本年も宜しくお願いします。
今年もBACH音楽の生のコンサート観賞を継続するとともに、趣味のオーディオにも
更なる目標達成の為、皆さんのご協力を仰ぎながらまい進していく所存です。

よろしくお願いします。

From Skunjp To juncoop5@goo at 2006 01/07 21:42 編集 返信

オルゲルビュッヒライン

>同じような趣旨でハーフォードの録音をskunjpさんがあげておられましたが、
 ハーフォードの方はバッハの編曲がほとんど入っていません。
 リリングの方は、逆にほとんどがバッハの編曲です。
 バッハの編曲がない場合だけ、プレトリウスとかハスラーなどの編曲を使っています。

そうですか。ハーフォードのオルゲルビュッヒラインの合唱コラールはバッハ編曲じゃないんですか。
とするとリリングも聴きたいですねー。

junさんのおっしゃるとおり、コロンビア(現DENON?)からCDが出ていないようなので、カンターテ盤を
手に入れるしかないんでしょうね。

それにしてもリリングの芸風には頭が下がります。リヒターのような一発芸(^^;)ではなく、日々の地道な
いとなみとして音楽があるんでしょうね。それはまた日常的な信仰から生まれる音楽でもあるのでしょう。



★葛の葉さん、それではお言葉にあまえて、わが合唱団の紹介をお願いします。

団体名は「ブルーメンシュトラウス」(音楽の花束)といいます。

http://www.christ-shukai.net/messiah.html

年に一度、一般のホールでメサイアを演奏するほか、年に数度、長野県の御代田でカンタータやメサイア
抜粋を演奏します。今度は5月4日に140番を演奏します。


From juncoop To juncoop5@goo at 2006 01/07 21:06 編集 返信

そういえば

そういえば、以前日本コロンビアから、バッハのオルゲルビュヒライン全曲がリリングのオルガンとゲッヒンゲン聖歌隊のコラール合唱付で、LPで出ていましたね。あれは、CDで再発されたのでしょうか?

オルゲルビュヒラインのオルガンはよく聴いてるのですが、あの音楽をコラール合唱で歌うとどうなるのか・・・興味がありますね。


From 葛の葉 To juncoop5@goo at 2006 01/06 15:20 編集 返信

もう一つお願い

ホームページの方に「『ご近所』のカンタータ演奏」というページを作りました。
日本で行われるカンタータ演奏を網羅しようという目標です。
たとえば、Skunjpさんが147番を歌ってこられましたが、
そういうものもすべて含めて紹介したいのです。

皆さんの身近な、あるいは有名だが抜けている、いろいろあると思いますが、情報提供をよろしくお願いします。

From 葛の葉 To juncoop5@goo at 2006 01/06 15:13 編集 返信

リリングのオルガン小曲集

少し前に、リリングのコラール演奏が話題になっていましたね。
それとは違うのですが、この暮れに買いました。
CANTATE C 57607 CANTATE C 57608 CANTATE C 57609という3枚です。
1枚でも入るぐらいなのに3枚3時間20分は大変長いですが、
これは合唱コラールも同時に入れているからです。
同じような趣旨でハーフォードの録音をskunjpさんがあげておられましたが、
ハーフォードの方はバッハの編曲がほとんど入っていません。
リリングの方は、逆にほとんどがバッハの編曲です。
バッハの編曲がない場合だけ、プレトリウスとかハスラーなどの編曲を使っています。

このCDを聞き続けると、天国に行った気になれそうですが、
昨夜は、その前に夢の国に行ってしまいました。

では、今年もよろしくお願いします。

From Skunjp To at 2006 01/04 08:32 編集 返信

Skunjpの今日聴いたCD

Skunjpが今日聴いた音楽です。


●カンタータ106番:リチェルカーレ・コンソート(新盤)    ⇒ 特選

リチェルカーレ・コンソートは旧盤も素晴らしかったです。哀悼カンタータ集というタイトルで、テレマンの
「さあ、汝ダニエルよ、行け」等とともに、この106番が入っていました。

でも今回の106番はさらに凄みを増していて「全然別物」です。非常に深々としたガンバの響きの上に、
可憐なリコーダー乗っています。これだけでもうノックアウト!そして4人のソロが合唱を兼ねるOVPP
ですが、その4人のバランスが超絶的に素晴らしい。特にカウンターテナー(新人?)が巧くて美声。
そして、この曲のナゾだった部分(たとえば第二曲ソプラノの「尻尾のような?」音型)の意味がスッキリ
と、あるべき姿に再現されています。同曲の最高の名演と言えましょう! ・・・パチパチパチ


●無伴奏ヴァイオリンソナタNo1:フェルナンデス    ⇒ 推薦

リチェルカーレ・コンソートのヴァイオリニストです。静謐なバッハ。


●ピアノソナタNo28、27、32(ベートーヴェン):ソロモン    ⇒ 特選

ソロモン・カットナーはイギリスのピアニスト。ベートーヴェンのスペシャリストとして知られ、かの吉田秀和
さんも激賞しておられます。演奏は知的で古典的。「原曲に何も加えず何も引かず」といった趣が強く、
激せず叫ばず、しみじみ感が横溢しているのに決め所はビシッと決まっている! 非常に格調の高い
玄人向きのベートーヴェンと言えましょう。

From Skunjp To at 2006 01/03 20:13 編集 返信

re:新春の初めに聴くバッハ


>ところがヨッフムの1958年頃のライヴ版を聞いてはじめて感動しました。
 大編成と言えども、カラヤンとかジュリーニによる演奏は全く好みではありませんし、

junさん、皆様、おめでとうございます!今年もよろしくお願いします。(^o^)/

長野は雪もなく、とても良い天気でした。
カンタータ147番もなかなかうまくいきました。大編成のロマンティック様式ですが・・・(^^;)

さて、家に帰って、新春一番、何を聴こうかと思いめぐらしたところ・・・

新年カンタータも芸がないし、数日前まで聴いていたクリスマスオラトリオは、すでにちょっと時期遅れだし、
そこで手に取ったのは・・・

バッハの原点と私が考えるカンタータ106番です。

「はたちの原点」という本がありましたが、106番はまさにバッハの「はたちの原点」とも言うべき傑作だと
思います。(実際は22歳くらいの作ですが・・・)

最初期のオルガン曲と言えば、キルンベルガーコラール、ノイマイスターコラールを見てもあまり面白くない
のが多いのですが、カンタータだけは最初から粒よりの傑作揃いですね。
たとえば4番とか150番、131番、71番とか・・・

これらの曲の特徴は、「アリアとレチタティーヴォのはっきりとした交代」様式というヴァイマル期中期以降に
比べると、「曲の境目がはっきりしない」様式とも言うべき・・・要するにバロック中期の教会コンチェルト様式
にのっとっていることでしょう。

そして、これらの曲の最大の魅力は「リリシズム」ではないでしょうか。
たとえば131番にひんぱんにあらわれるヴィヴァルディ風のゼクエンツ(同じ音型が音高を変えて連続して
現れる)はバッハとしては非常に甘〜い、音楽になっています。

106番も非常にリリックで、この曲にはさらに透明感があります。
この透明感は、リコーダーとヴィオラ・ダ・ガンバという天才的組み合わせによるのでしょうが、対位法のからみ
もライプツィッヒ期のように厳然たるものではなくて、どこか「はんなり」とした趣があります。

演奏はガーディナーを聴きました。



ヨッフムのロ短調ミサは良いですねー(^o^)
ただし僕の持っているものは83年盤です。演奏は気に入ってますが、EMIの録音が例によって最悪で、とくに
この時期はデジタル初期ということで歪みだらけの汚い音・・・旧盤はどんな音なんでしょう?
(まあ、音は関係ないか・・・(^^;))



junさん、私の選ぶレコード大賞のご応募ありがとうございます。

2005年はこれと言ったCDがなかったようですが、今年は良いCDに巡り会われると良いですねー。










From juncoop To juncoop5@goo at 2006 01/02 23:32 編集 返信

新春の初めに聴くバッハ

皆さん、お正月はいかがお過ごしですか? 正月は里へ帰ったりといろいろとありますが、京都の寺や神社の初詣とか行きました。
正月のテレビとかはあまり見なくなったので、やはりバッハを聞いてます。まずはロ短調ミサですよね・・。


●バッハ/ミサ曲 ロ短調 BWV232

オイゲン・ヨッフム指揮 バイエルン放送交響楽団/合唱団
ドナート(S)Fassbaender(CA)Ahnsjor(T)ヘルマン(Br)ホール(B)

1980年ミュンヘン/EMIクラシックス

ロ短調ミサは、最近のブロムシュテットの演奏だとか、古楽器による名演が多い中、未だに頑なに聞いてしまうのがヨッフムによる演奏。私が過去に聞いたミサロ短調でも自分には一番納得出来る演奏だと思ってます。今月にはリヒターの同曲によるDVDも出ますし、楽しみにしております。ヨッフムが好きな理由を思い起こせば、やはりこのヨッフム盤が私とこのミサとの出会いであったことは否めません。マリナーやシェルヘンの演奏とかは過去に聞いたのですが、どうも感動しませんでした。というより聴いた当時はまだ若かったのでこのミサをなかなか理解できませんでした。ところがヨッフムの1958年頃のライヴ版を聞いてはじめて感動しました。冒頭キリエの叫びと苦悩、グロリアの輝かしさ、クレードの輝かしさと苦悩・・感動したものです。その後リヒターの演奏を聴いても、なんとも思わなくなりました。ヨッフムを聴いてから感動した演奏と言えば、クレンペラーによる演奏くらいでした。それ以来、ロ短調ミサと言えば、大編成による演奏でないと聴けなくなってしまいましたね。辛い・・。大編成と言えども、カラヤンとかジュリーニによる演奏は全く好みではありませんし、かえってリリングやコルボによるミサの方がいいと思ったものですね。ヨッフムの演奏にあまりにも衝撃を受けたせいか、ヨッフムの演奏をベストとしてしまいがちなんです。マゼールとかミュンヒンガーもあんまりですし。


From juncoop To at 2006 01/01 15:51 編集 返信

RE:☆ 私が選ぶレコード大賞2005! ☆

皆さん、新年明けましておめでとうございます。年始も寝正月ですが、新年早々地元の神社でもおみくじ吉ですし・・。

2005年の名盤を振り返って見たのですが、どうも2004年があまりにも多くのバッハCDが出たので影が薄かったです・・。というのも、2004年はヴェルナーのバッハ宗教作品集やヘンスラー源音によるBMSのバッハ全集という画期的な年だったです・・。ですから2005年というのはあまりCDを手に入れなかったような気がする・・。ということで、思い出すのになかなか出てこない年となりました・・・。


●交響曲部門

ゲルギエフのチャイコフスキー交響曲4〜6番 ウィン・フィル

フリッチャイの悲愴交響曲

●管弦楽曲部門

チャイコフスキー/幻想的序曲 ロミオとジュリエット ゲルギエフ

●協奏曲部門 

ありませんな〜

●室内楽部門

ボロディン/弦楽四重奏曲第2番 エマーソンSQ

●器楽曲部門

バッハ/平均律 リヒテルのピアノ

ベートーヴェン/テンペスト  ポリーニのピアノ

●歌劇部門

ヘンデル/アルキーナ アラン・ハッカー指揮 シュトウットガルト州立管

ヴァーグナー/ローエングリン レヴァイン指揮メトロポリタン歌劇場

●声楽曲部門

ありませんな〜

●その他オムニバス

EMIのクラシック・ベスト100 ピアノ

EMIのクラシック・ベスト100 歌劇


ということでした、はい。



From juncoop To at 2006 01/01 00:14 編集 返信

謹 賀 新 年



新年明けましておめでとうございます。

皆さん、昨年2005年に引き続き、今年もホームページ「バッハの音楽(クラシック音楽の友)」をよろしくお願いいたします。


平成18年 元旦

今後とも、ご支援いただきますよう、よろしくお願いいたします。

2006.1.1/juncoop






From Skunjp To at 2005 12/31 08:35 編集 返信

☆ 私が選ぶレコード大賞2005! ☆

あくまでも私の独断と偏見による、今年「最も楽しめたCD」を発表いたします。
(新譜とは限りません)

大賞は平均律クラヴィア曲集 Vol.1〜バレンボイム です。(^^;)

誰も言いませんが、この演奏は同曲の新局面を切り開いています。

それは「線の音楽」たる平均律を、「響きの音楽」として捉えていることです。

ペダルとハーフペダルを駆使して、まるでハープのような余韻がたちのぼる
平均律になっています。

それは大聖堂の中で響き合い幾重にも重なる修道僧の声のような、あるいは
たくさんの鐘の音が互いに干渉しあって音の虹を作るような、そんな「響きの
音楽」として、あまりにも魅力的な平均律の「新しい窓」が開かれているのです。

恐るべき天才バレンボイム・・・


期待はずれの一枚。
それは同じ平均律ですが、アシュケナージの新譜。

これは「線の音楽」です。
音色を変えず真面目に淡々と弾いてます。・・・非常に立派なバッハではある。
ただしグールドほどの才能はありうべくもないわけで、実に退屈です。
これは彼が日本の某「公務員的」オケを振っているせいで、あの事務的なカラーが
移ったからなのか?(^^;)

聞くところによると、アシュケナージはブルックナーが理解できないのだそうな・・・
そらあかんわ。ジュリーニの第9を聴いて勉強なさい・・・(^^;)

反論受付中・・・


さて、その他のチョイスを一応書きます。


●交響曲部門

 交響曲第9番(ブルックナー) ジュリーニ/VPO
 交響曲第9番(マーラー)ノイマン/チェコp       (両者ともに第一位デス)

●管弦楽曲部門
 
 浄められた夜(シェーンベルク)カラヤン/BPO

●協奏曲部門  なし

●室内楽部門

 一位 フーガの技法(バッハ) MAK
 二位    同        アムステルダム・ルッキ・スターダストクァルテット
            
●器楽曲部門

 一位 平均律クラヴィア曲集 Vol.1  バレンボイム
 (第二巻を私の誕生日プレゼントに嫁ハンから買って貰います(^^;))
 二位 ドイツオルガンミサ  コープマン
 三位 ゴールドベルク変奏曲  シフ (新盤)
 四位 イギリス組曲  ルセ 

●声楽曲部門

 一位 マニフィカト  ヘレヴェッヘ 
 二位 小ミサ曲   ヘレヴェッヘ
 


・・・よろしければ、皆さんのチョイスもおきかせください。


さて、私は明日から長野に行ってカンタータ147番を歌ってきます。

では、A Happy New Year!